Soul Village ドミニカ共和国附属農場
Soul Villageの附属農場の建設計画は、本拠地は日本(北海道)に建設することにして、資金難からなかなか話しが進まないが、海外の附属農場は少しずつその姿を見せ始めた。
まず、ブラジル・アマゾンに計画した農場は、面積5ha、2部屋にバス・トイレ付きの家が1軒、作業小屋兼倉庫1棟で、5人が生活できる。
既に熱帯果樹(ランブータン、マンゴスチン)が計4ha植えられ、毎年実を着ける。他にコショウ、バニラ、ドリアン、ドラゴンフルーツ、アボガード、バナナ、カカオ、アサイヤシ、パパイヤ、パイナップル、マンゴー、ジャック・フルーツ、パンの木、ニーム、花(帝王の杖、ヘリコニア属、シャンプー、カトレア他)などが咲き乱れる。
しかし、残念なことに共同経営者(正確に言うとその息子)の経営の失敗から、昨年農場を処分し、ブラジル・アマゾン附属農場建設の夢は消えてしまった。
そこで、現在建設を進めているのが、ドミニカ共和国附属農場だ。この農場は、内陸のサンフランシスコ・デ・マコリス市近郊、車で20分の場所の国道沿いにある。牧場が隣接している。面積5ha、現在アミーゴ(友人)が4人程度寝泊まり出来そうな倉庫兼小屋を整備中だ。野外に炊事場も作られ、また野外トイレはこれから建設される。
2年前は、倉庫だった建物を去年から共同経営者が改造に着手、今年中の完成を目指している。この農場には、既に4ha以上のカカオが植えられ、毎年実を結ぶ。また、カカオの樹は庇蔭が必要で、その蔭樹として果樹のサポテが植えられている。このサポテの果肉からおいしいジュースが出来る。ミルクと砂糖を適量加えミキサーで撹拌して作られるサポテのバチーダは、市内のカフェテリアで飲むことが出来る。
その他、コショウ、オールスパイス、バニラ、アセローラ、柑橘類、バナナ、マホガニー(この材から高級家具を作る)、帝王ヤシ、カシューナッツ、アボガード、ランブータン、ヤムイモ、キャッサバ、花(ヘリコニア属)、トトゥモ(Totumo、実の中身を除去し、皮を乾燥してお椀のような食器として利用する)などが植えられている。
今年は、コロナヴィールスによる外出自粛の要請が出る前に、コショウ、デーツ(ナツメヤシ)、桃ヤシを各20本植えた。また、今後、モリンガ、ニーム、マカダミアナッツ、レモングラス、シナモン、ターメリック(ウコン)、オレガノなどを植える計画だ。
さてもう1カ所、現在候補地として考えているのが、タイだ。日本から比較的近く、またタイ人は仏教を信奉し微笑みとおもてなしの国なので、日本人にも親しみやすい。タイ語の習得は難しいが、近年翻訳機の発達がめざましく、また附属農場候補地には日本から移住したアミーゴのいるのが、何よりも心強い。場所は、バンコックから北東に車で4時間、シーキオ(Sikhio)という町の近郊だ。タイ附属農場候補地についての詳細は、別の機会に譲ろう。
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今後、1ヶ月以内をめどに、また原稿と写真を送るね。
ちゃあぼ